読書習慣復活なるか?
少し前のブログで、父から貰った「怒る富士」を1日1章づつ読んでます。
災害を利用した権力争い、巻き込まれる被災地の農民達の描写は気が滅入る展開なので前から気になっていた本も並行して読むことに。
今読み始めたのはこちら
- 作者:マイクル クライトン
- 発売日: 1993/05/01
- メディア: 文庫
海外の作家さんも読んでみようと。
日本の作家さんの抑えた表現で行間を読ませるタイプの文書が好きですが、海外の作家さんの細やかで瑞々しい表現はそれもまた非日常へ誘ってくれそうで。
じっくりと活字と向き合っていると過去の読書の記憶も蘇ってきました。
一文字づつ追っていって本の世界に潜ってゆくと自分の脳のどこかが開いてゆく感覚が気持ちいい。
私にとって本は別の場所に連れて行ってくれるどこでもドア。
好きな男子にフラれた時は恋愛エッセイに助けられたし。
憂うつな塾の夏期講習に行く途中にある本屋に寄って、ある一冊の本を決めて毎日少しずつ立ち読みしてから塾に行くのをルーティンにしたり。
仕事、恋愛、家庭の事情などなど上手く行かず悶々とした時は取り敢えず何か本を読んで現実逃避してたっけ。
孤独を癒してくれたのはいつも本だったな。
読書が無かったら感情に任せて行動してもっと悲惨な結末になっていたかもしれない思い出も数知れず。
街中の図書館に向かう父とのドライブも思い出したわ。